こんにちは。
京都観光.bizにようこそ♪
京都観光.bizの管理人の舞妓どす。よろしうお願いします。
京都の夏は盆地特有の気候でむちゃ暑いことで有名だと思うて。
今日ご紹介するのは、そないな暑い所で生活する人の知恵、ほんで、京の夏の風物詩となっとる「納涼床」、通称川床どす。
古くから伝わる河原に座敷の延長のような形で床机を置き涼んだのが初めとされるのが「納涼床」、通称川床どす。
昼間はむちゃ暑いどすが、夜ともなれば川風がむちゃ心地よく、おもてなしとしては最高どす。
あたしも色々な方に連れて行ってもろています。
日中は7月8月は営業しておらんお店が多いようどす。
なんでも食中毒にならへんようにだとか言われていますが、
舞妓には良くわかりません。
京都の街中を流れる鴨川。
二条大橋から五条大橋の間で鴨川西ねぎの岸に料理店を構える数軒がこの納涼床を出しています。
はじまりは桃山時代と言われ、江戸期に入ると流れの改修工事で姿を変えとるそうどす。
それまでは左岸つまり東ねぎのお店でも床を出しとったそうどすが、
琵琶湖疏水の建設や鴨川と疏水の間を京阪電車が通るようになって床が出せなくなって、
また右岸のほうでも、昭和初期の「みそそぎ川」という鴨川本流よりも若干高い位置を流す運河の建設で形が変わり、
それが今日に続いとるものだそうどす。
また、床を出すお店は料理屋はんは、一見はんお断りの高級料亭や一見はんOKでも要予約のお店など、
それなってのお店が多いようどす。
こうした床を出すお店というのは、料理もさることもってあくまで「おもてなし」の一つとして納涼床を用意しとるものだそうで、
川床の分だけ客席数が増えたという考えは持っておりません。
どすので床にお客はんがいるときはその分座敷は空席のまんまということのようどす。
ちょい、手が出ない!という方のために、裏情報でもないけど(笑)
最近では、スタバはんも川床をやっていますので、川床の気分を味わいたい方は是非行って見てください。
京都観光.bizの管理人の舞妓どした。
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